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研究所・代表挨拶

概要

名称 生活支援記録法(F-SOAIP)実践・教育研究所
共同代表者

嶌末憲子(埼玉県立大学 保健医療福祉学部)
小嶋章吾(国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科)

住所 〒343-8540 埼玉県越谷市三野宮820 埼玉県立大学 嶌末憲子研究室
主なサービス 対人支援専門職向けの研修実施、資料提供、研究支援

ごあいさつ

 生活支援記録法(F-SOAIP)実践・教育研究所代表の共同代表者:嶌末憲子・小嶋章吾です。ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 医療分野(看護、リハビリテーション、治療など)及び福祉分野(介護、保育、ケアマネジメント、ソーシャルワークなど)、その他、教育、心理、司法など対人支援の分野で利用者さま・患者さま・ご家族さまとのやりとりを効率的・効果的に記録できるF-SOAIP(エフソ・アイピー)の研修教材、研修プログラムなどを用意しています。

等閑視されてきた専門職養成教育における記録教育
 これら対人支援分野における経過記録は、医療分野では電子カルテの普及に相まって
SOAPが普及・定着していますが、残念ながら福祉分野等では、長らく叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)が多用されてきました。その背景には福祉分野等における専門職養成養育において記録教育は等閑視されてきたことがあります。

データ利活用もリフレクションも困難な記録システム
 そのためICT化が進んできた現下においても、福祉分野等における記録システムは、依然として
叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)を前提としており、経過記録がデータとして利活用が困難なままとなっています。
 また、
叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)の経過記録では、専門職として不可欠なリフレクションも困難で、実践の質向上につなげることができません。

記録教育と記録システムの刷新を!
 DX推進のもと、地域共生社会実現にむけて多機関多職種間の情報連携が重要不可欠となり、医療福祉専門職養成の共通基礎課程が議論されている今日、私どもは経過記録の標準化の実現に向けて次のことを求めています。

1 国・自治体行政に対して:対人支援分野の経過記録法の標準化を
 成果① 厚生労働省による介護記録法標準化政策に取り上げられました。
 成果➁ 東京都品川区が「F-SOAIPクイックスタート・マニュアル」を通知しました。
 成果③ 東京都児童相談センターが、F-SOAIPによる記載例を紹介しています。
 成果④ 自治体ぐるみの多機関多職種によるF-SOAIP研修

2 専門職養成課程に対して:記録教育に叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)だけでなく、F-SOAIPのような項目形式の経過記録法の位置づけを
 成果① 全国社会福祉協議会『ソーシャルワークの理論と方法』で紹介

3 記録システムベンダーに対して:叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)だけを前提とせず、F-SOAIPような項目形式の搭載を
 成果① 自治体向け福祉相談記録1社、介護記録2社、保育記録1社(開発中)、
       居宅介護支援経過記録1社(開発中)、医療ソーシャルワーク記録(検討中)

 最後に、以上の目標の実現に向けて、みなさんの声をもとに発信していくべく、当研究所の法人化をめざしています。

 F-SOAIPについて、お尋ねや研修のご依頼などございましたら、下記のお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。

 

嶌末憲子 プロフィール

ただいま準備中

資格

介護福祉士、看護師

経歴

1987年 3月 熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程卒1987年 4月 北里大学病院
2000年 3月 日本社会事業大学大学院博士前期課程修了
2000年 4月 埼玉県立大学保健医療福祉学部 就職

所属

 

小嶋章吾 プロフィール

 

ただいま準備中

資格

社会福祉士

経歴

学歴:医療ソーシャルワーカーを経て、東京都立大学大学院社   
 会科学研究科博士課程単位取得満期退学
職歴:大正大学人間学部専任講師、国際医療福祉大学医療福祉
 学部准教授・教授を経て、国際医療福祉大学大学院 特任教授

所属

M-GTA研究会 相談役