名称 | 一般社団法人 F-SOAIP実践・教育研究所 |
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共同代表理事 | 所長 嶌末憲子(埼玉県立大学 保健医療福祉学部 准教授) |
連絡先 | 当ホームページ「お問い合わせ」よりお願い致します。 |
主なサービス | 対人支援専門職向けのF-SOAIP研修実施、資料提供、コンサルテーション |
一般社団法人 F-SOAIP実践・教育研究所代表の共同代表者:嶌末憲子・小嶋章吾です。ホームページをご覧いただき、有難うございます。
医療分野(保健、診療、看護、リハビリテーションなど)及び福祉分野(介護、保育、ケアマネジメント、ソーシャルワークなど)、その他(教育、心理、司法等)、対人支援の分野で利用者さま・患者さま・ご家族・関係機関とのやりとりを効率的・効果的に記録できるF-SOAIP(エフソ・アイピー)についての情報提供と、研修教材、研修プログラム等を用意しています。
等閑視されてきた専門職養成教育における記録教育
これら対人支援分野における経過記録は、医療分野では電子カルテの普及に相まって、項目形式の経過記録法であるSOAPやF-DARが普及・定着していますが、残念ながら福祉分野等では、長らく叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)が多用されてきました。その背景には、福祉分野等の専門職養成養育において記録教育が等閑視されてきたことがあります。
データ利活用もリフレクションも困難な記録システム
そのため、ICT化が進む現下においても、福祉分野等における記録システムは、依然として叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)を前提としており、経過記録をデータとして利活用することも困難なままとなっています。
叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)の経過記録は、文章力に左右され、記録業務としても非効率的で、データとして利活用が困難であるばかりか、専門職として不可欠なリフレクションも困難で、実践の質向上につなげることができません。
記録教育と記録システムの刷新を!
DX推進のもと、地域共生社会実現にむけて多機関多職種間の情報連携が重要不可欠となり、医療福祉専門職養成の共通基礎課程の議論もある今日、私どもは経過記録の標準化の実現に向けて次のことを求めています。
1 国・自治体行政に対して:対人支援の経過記録法の標準化を
成果① 厚生労働省による介護記録法標準化政策に取り上げられました。
成果➁ 東京都品川区が「F-SOAIPクイックスタート・マニュアル」を通知しました。
成果③ 東京都児童相談センターが、F-SOAIPによる記載例を紹介しています。
成果④ 自治体主導で地域の多機関多職種によるF-SOAIPの導入例が見られます。
成果⑤ 記録システムにF-SOAIP搭載を要件とする自治体が見られるようになりました。
2 専門職養成課程に対して:記録教育に叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)だけでなく、
F-SOAIPのような項目形式の経過記録法の位置づけを
成果① 全国社会福祉協議会 社会福祉士テキスト『ソーシャルワークの理論と方法』で紹介
成果② 空閑浩人氏(同志社大学教授、日本ソーシャルワーク教育学校連盟常務理事、
日本ソーシャルワーク学会副会長)が、髙石麗理湖史著『ソーシャルワークと経過記
録』の「推薦のことば」として、「ソーシャルワーカー養成教育に起因したMSWの記
録にまつわる困難感が明らかにされており、教育関係者も一読すべき内容である。」
と評しています。
成果③ 作業療法士養成課程、社会福祉士養成課程、介護福祉士養成、看護師養成課程
において、教育上、F-SOAIPを取り入れる養成校が見られるようになりました。
3 記録システムベンダーに対して:叙述形式(自由記述、ダラダラ書き)だけを
前提とせず、F-SOAIPのような項目形式の搭載を
成果① 自治体向け福祉相談記録2社、介護記録4社、保育記録1社、看護記録1社
居宅介護支援経過記録1社(開発中)、医療ソーシャルワーク記録(検討中)等
成果② 大手の電子カルテベンダーが、F-SOAIPを搭載しました。
4政治家に対して:F-SOAIPは、 DX推進・地域共生社会実現の政策課題実現に有用
成果① 重層的支援体制整備事業の展開に不可欠な多機関多職種連携のための情報共有
ツールとしての採用を要望する議員質問が見られはじめています。
以上の目標の実現に向けて、みなさんの声をもとに発信していく所存です。
F-SOAIPについて、お尋ねや研修のご依頼などございましたら、下記のお問合せフォームよりお気軽にお問合せください。
ただいま準備中
介護福祉士、看護師
1987年 3月 熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程卒1987年 4月 北里大学病院
2000年 3月 日本社会事業大学大学院博士前期課程修了
2000年 4月 埼玉県立大学保健医療福祉学部 就職
ただいま準備中
社会福祉士
学歴:医療ソーシャルワーカーを経て、東京都立大学大学院社
会科学研究科博士課程単位取得満期退学
職歴:大正大学人間学部専任講師、国際医療福祉大学医療福祉
学部准教授・教授を経て、国際医療福祉大学大学院 特任教授
M-GTA研究会 相談役